マヴィ代表・田村安オフィシャルブログ

Organic Wine Specialist

コラム

新型コロナウイルスで悩み考えたこと

マヴィはオーガニックワインを通じて持続可能な考え方を紹介している。お金を第一には考えていない。でも東京のど真ん中で店や事務所を構えていると経費は掛かる。その経費と社員の命を較べた時、僕は命を守ることの方が重要だと思う。
コラム

2020年 明けましておめでとうございます

茜色に染まった東京の空(2020年1月1日撮影) 元旦の東京には空が戻って来た。 東京中からのビル建設の騒音、走り回る自動車のエンジン音やクラクション、そしてグワーと底から響くような街の喧騒で、地上150mの我が家は常に音に包まれるのだが、...
オーガニックワイン

オーガニックワイン生産の変化-田村安2016年4月講演より-

2012年EUのオーガニックワインの醸造規定が統合により、工場でオーガニックワインを造れるように多くの化学物質の使用が許可された。工業生産ワインかどうかはラベルに記載されていないので、オーガニックワインを選ぶ際は、どんな方法で生産したかを質問すべき。
オーガニックワイン

ボジョレーヴィラージュヌーヴォーと割烹料理

ランポンさんのオーガニックワイン、ボジョレーヴィラージュヌーヴォーを、松江の京橋川に臨む「割烹たかお」で地魚と合わせた。焼き物はのどぐろ!しっかり脂が乗って粘り気がある。魚脂は臭みと変わることなく馴染み、その余韻を断ち切ることなく寄り添った。
オーガニックワイン

ボジョレーヌーヴォーには豚しゃぶ

お手軽な豚しゃぶにシュブランさんのオーガニックボジョレーヌーヴォーを合わせてみた。 何も食べなくてもワイン自体がすごく美味しいのだが、豚肩ロースに蓮根、長芋といった根菜類とシュブランさんボジョレーヌーヴォーの相性は抜群。柚子ポン酢がより美味しい。
オーガニックワイン

ボジョレーヌーヴォー 2019の出来は?|地球温暖化と気候変動の影響

ワインの出来は天候に左右される。地球温暖化で気候変動が激しくなり、従来の常識を超えた推移を見せる。暑ければ当たり年という訳ではない。ボジョレーやブルゴーニュのような北の産地のワインは、過度の糖分よりも適度の酸が重要なファクターとなりうる。
オーガニックワイン

ボルドーワインの騎士叙任

マヴィ代表田村安がボルドーワイン騎士Connétablie de Guyenne(近衛騎兵隊士)に叙任された。ボルドーには地区別に下記の3つの騎士団があり、それぞれがボルドーワインを守る騎士を叙任しているが、アントル・ドゥ・メール地区のものだ。
ワインと料理のマリアージュ

オーガニッククラフトビールBlessing醸造所訪問

クラフト(Craft)とは手仕事。職人(Craftsman)が手仕事で造るビールが本来のクラフトビール。Blessing夫妻の手造りビールは最優秀賞「Prix d’Excellence」を獲得し、フランスで最も優秀なビール生産者と認められた。
オーガニックワイン

黒毛和牛焼き肉にシチリア白ワイン

魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインと云うが、実際はそうでもない。豚肉や鶏肉とのペアリングは白ワイン。マグロやカツオなら軽い赤ワイン。牛肉のマリアージュは赤ワインの独壇場のように思われているが、和牛とはキレのいい白ワインの方がしっくりくる。
オーガニックワイン

古いヴィンテージワイン‐自分の人生と重ね、ゆっくりと思い出を辿る楽しみ

古いヴィンテージのワインは、ボトルの中で育ちます。数十年後にどんなワインになっているのかは開けてみてのお楽しみ、自分の人生を振り返るいい機会かもしれません。1990年代のまさに飲み頃で熟成期間からすると比較的手頃なヴィンテージが狙い目です。
オーガニックワイン

冬は鍋、ゆず酢が美味い!

我が家の鍋はいたって簡単。かならず入るのがネギ2~3本分、青い部分も全部ザクザクと斜め切り。ニンジンやレンコンやゴボウや春菊や椎茸や小松菜と豆腐もレギュラー。しゃぶしゃぶならば牛より豚の方があっさりして好きなので、肩ロースの薄切りあたり。
オーガニックワイン

急速に熟成するボジョレーヌーヴォー|はた酒店ボジョレーワイン会2018

はた酒店の2階からは軽鴨の住む田んぼの向こうに日本海が見渡せ、気持ちの良いロケーション。普段からカフェとしても営業されています。セミプロ料理人が腕を振るって、地元の新鮮な大山鶏や無農薬野菜がおいしい。僕の好みは画面右奥の山芋とヒジキのポテトサラダ。
オーガニックワイン

肴とワイン

国内を旅する時、なるべくなら土地の美味しい料理を食べたいので、旅館によく泊まります。旅の予算はそれほど潤沢ではなく、旅館の格や部屋の広さや、内装には多くを求めず、料理評価が高いことが第一条件。 神戸や明石に用事があれば、JRを舞子の駅で降り...
コラム

パンとワインとサンジョヴェーゼ

14日(水)から始まった、今回で3回目の池袋東武百貨店パン祭り。マヴィは初回から出店しています。 実は最初出店のお声がけいただいた時は、昔「青山パン祭り」に出店して全然売れなかった経験からちょっと躊躇したのですが、東武さんではワインのボトル...
オーガニックワイン

今年のボジョレーヌーヴォー:おすすめの飲み方

香料や調整剤を使用しない本物のワインは、毎年味も香りも違います。解禁となったボジョレーヌーヴォーを早速レポートします。 今年2018年の出来は以前レポートしました通り、素晴らしい天候だったため、やはりとても良い仕上がりになりました。 ヌーヴ...
オーガニックワイン

阪急百貨店直営BYOサイト「Winomy」誕生!

「誰でも飲食店にワインを持ち込んで楽しめる」ワイン文化革命を目指して運営してきましたBYO Clubですが、阪急阪神百貨店より事業化したいとのお申し出をいただきました。 昨年3月(2017年)に日経MJが1面でBYOを大きく取り上げました。...
オーガニックワイン

今年のボジョレーの出来は最高?|2018年の予想

オーガニックワイン講座地方編のプレゼンを見直しているのですが、最近の気候が随分変わってきていると感じて、データを取り直してみることにしました。 大都市だけでなく、小都市の気象データも入手できるWorld Weather Onlineという気...
田村安の著作

知識ゼロからのオーガニックワイン入門

この本は前作の「オーガニックワインの話」とは視点を変えて、ワインの紹介を中心に編集されており、マヴィが輸入する全生産者の代表的なワインを細かく説明しています。「本物の造り手達」と彼らが醸す、個性的なオーガニックワインを入門書の形で紹介します。
ワインと料理のマリアージュ

誕生日にフレンチ

58歳の誕生日、湯河原のエルルカンで美味しいフレンチのフルコースに美味しいマヴィのオーガニックワインを合わせました。エルルカンの伊東淳一シェフとは20年以上の仲。パリで青柳の小山裕久さんのプロデュースをした頃からずっと一緒に歳を重ねて来ました。
旅行記

大井川鉄道のSLと極上フレンチの旅

夏休み、大井川鉄道のSL列車に乗ってきました。 猛暑日、冷房の付いていない昭和の客車の中は茹だるよう。動き出すまでは電気が通らず、扇風機も回らないため、まるで岩盤浴!たっぷり汗を出し切れます。 終点の千頭からトロッコ列車に乗って、さらに大井...