マヴィ代表・田村安オフィシャルブログ

Organic Wine Specialist

コラム

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マヴィ創立26周年に思う

雨が少ない土地で、アラン ドウェルのワインは年によって生産量が上下するが、どんな年でも変わらず美味しい。これは稀有なことだが、土地の力と生産者の技のレベルが並外れたものだからだろう。あらためて思ったのだが、マヴィもドウェル家のようでありたい。
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2024年新年に思う|ローマにて

今年の正月はローマで迎えた。光ファイバー回線を引き込み、デスクトップに東京と同じ20インチディスプレイを据えた。ほとんどの仕事はWEB上で行えるし、VPNで会社サーバも使えるから一切不自由しない。国内にいるかのようにシームレスに仕事も生活もできる。
オーガニックワイン

今年のボジョレーヌーヴォーの出来は?|2023年はボジョレーらしさを持った優秀なヴィンテージと予想

2023年は5月は例年並みからちょっと高め、6月の開花期は良く晴れて気温が高め、7-8月は26℃台とボジョレー地方としては理想的な推移でした。夏の気温が2022年程は高くなかったことで、酸のキレも併せ持ったきれいなフルーティーさが期待できます。
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久々のヨーロッパ(4)プロヴァンスのドメーヌ パンシナ訪問

ドメーヌ ド パンシナの辺りにはローマ時代以前のギリシア時代にぶどう栽培が持ち込まれ、ワイン醸造が行われていた。フランスでも最も古いワイン産地だ。醸造に使われた土器のアンフォラはそこら中から見つかり、畑からはビーナス像も発掘されている。
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久々のヨーロッパ(2)|念願のバレンシア州デニア訪問

この3年の間にパコとマリアは新たに農場を購入していた。従来のアランレオンとモンテサンコの農場はバレンシア県内陸部の標高7~800mの高原にあるが、今回購入したの農場は隣のアリカンテ県の海岸からほど近いテュラーダにあり、標高は200mほど。
旅行記

久々のヨーロッパ(1)|マスクを外して生活を楽しむ

100%近い人がすでに感染して免疫を付けたのだろう。マスクをしている人はごく少数だ。ほぼ街中マスクを着けていない中で、高齢者や気を付けている人はKN95を着用して「しっかりと感染対策をしている」ということのようだが理に適っている。
オーガニックワイン

65歳の誕生日はフレンチで愉しむ

持ち込ませてもらうワインはブリアールさんのシャンパン3年熟成と、シャペルさんのシャサーニュ・モンラッシュ白2020年と決めた。いずれもプルミエクリュ。大事なのは持ち込むワインを事前に伝えることだ。シェフは味のベクトルをしっかりと合わせてくれる。
コラム

マヴィ創立25周年に思う

ヨーロッパの状況は想像を絶する。ぶどうを収穫してワインはできても資材が足りないので、注文したワインの生産スケジュールはどんどん遅れる。世界経済の乱調で船のスケジュールは全く定まらず、ヨーロッパの港を出てもいつ神戸港に着くのか予測できない。
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2023年新年に思う|創業25周年の節目、マヴィはサスティナブルな企業を目指して変わる

2022年はマヴィにとってリフォームの年だった。2023年、創業25年のマヴィは新たなスタートの年。ベンチャーの「がむしゃら」ではなく、サスティナブルな素晴らしい生産者のオーガニックワインを紹介し続けられる、「持続可能な」企業を目指したい。
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マヴィ赤坂店3度目の営業再開|コロナ禍の苦悩は終わらない

感染者数の減少でリスクレベルは下がったと判断して、マヴィ赤坂店の営業を再開することにした。店内には空気殺菌装置を多数設置しており、店内感染リスクは少ないだろうが、3度目の営業再開に当たって、安全を守るルールを決めた。
コラム

今年はオミクロンBA.5感染急拡大でマヴィ赤坂店をまた休業

日本の新規感染者は180,226人(2022年7月26日時点)で2位のアメリカの127,707人を大きく引き離して1位となった。こんな不名誉なランキングのトップに躍り出た元凶は、政府の「経済活動を停めない」という方針だ。
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ウクライナ戦争とワイン生産者の嘆き

生産者に発注したところ、包材がないから作れないという。ガラスビンの値段が天然ガス不足で高騰している。ガラスを高温で溶解しビンに成型するのに大量に天然ガスを使う。不純物が残っても見えにくい茶色や緑色のビンとは違い、透明のビンは特に高温を必要とする。
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マヴィ創立24年に思う|世界平和とオーガニックワイン

マヴィのメルマガでは、20年以上にわたってこのメッセージを発信している。【オーガニック】とか【サスティナブル】という言葉を使う以上、これは大前提と考えている。どんな年でも畑ではぶどうが育ち、収穫があり、ワインが産まれる。
ワインと料理のマリアージュ

コロナ禍だけどフランス料理を食べたい|ハムとキャロットラペ、簡単おうちごはんでビストロの味

ブルゴーニュのサントネー村の生産者シャペルさんからメールが届いた。「1月初に家族全員がCOVID(コロナ)に罹ったが、今はもうよくなった。」まさか三密のない過疎の村に住むワイン生産者が罹患するようなことにはならないと思っていたので驚いた。
ワインと料理のマリアージュ

ビーフステーキに「食材に魔法をかけるマスタード」|塩コショウもソースもなしでも美味しい

プチプチした食感のミックスマスタードをテンダーロインステーキ(フィレ肉)に合わせた。肉に塩コショウをしないで焼くフレンチスタイルで、【食材に魔法をかけるマスタード】を添えるだけにしてみた。十分美味しい。テレワーク後の夕食ならこれでいける。
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2022年の新年に思う|コロナ禍2年目、みんなで楽しく美味しくワインを飲める日が戻ってきて欲しい

引き籠ったままに年の瀬を迎えてしまった。ポジティブに考えたいと思うが、はっきり言ってつまらない、限界だろう。仕事はこなせるが面白くない。世界中で同じ思いを持っているひとが多いはずだ。早くみんなで美味しく楽しくワインを飲める日が戻ってきて欲しい。
オーガニックワイン

ボジョレーヌーヴォーを黒毛和牛ステーキに合わせる

ふと頭に「程良くサシの入った黒毛和牛のステーキ」が浮かんだ。牛脂が甘みとなるが、脂っこさは口の中に残したくない。ビーフステーキながら赤ワインよりも辛口白ワインの方が合わせやすい。これを超辛口のボジョレーヌーヴォー2021と合わせてみよう。
オーガニックワイン

ボジョレーヌーヴォーのオールドヴィンテージ?!

赤ワインが熟成するために何年もかかるのは、タンニンがワインの変化を遅らせているからだ。ボジョレーの赤ワインは特殊な製法のためタンニンが少なく、ワインの変化速度が速くなる。そのためブルゴーニュワインなら2~3年かかる熟成状態に1年で到達できてしまう。
オーガニックワイン

今年のボジョレーの出来は?|2021年はあまり類を見ない特異なヴィンテージ

2022年のボジョレーについてはこちらをご覧ください 2021年はどんなシーズンだったか? 今年のボジョレーヌーヴォー解禁は11月18日(木)。世界中が新型コロナウィルスCOVID-19の猛威に晒されて2年目の収穫、さらに世界的な気候変動で...
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新型コロナ感染爆発対策で休業していたマヴィ赤坂店をワクチン接種でそろりそろりと再開

東京のみならず全国的な感染爆発が止まらず、医療崩壊も始まってしまった。9月1日以降も緊急事態宣言が継続が決まったが、休業中のオーガニックワイン専門店マヴィ赤坂本店を8月31日(火)より再開することにした。 ワクチン接種済スタッフだけで営業再...