ペルチエ家（フランス）
Chateau de Premeaux
生産農家：ペルチエ家
生産ぶどう品種：アリゴテ、シャルドネ、ピノノワール、ガメイ
オーガニック認証：エコサート
シャトー ド プレモーは力強く気品のあるワイン産地として有名なニュイサンジョルジュにあります。シャトーは1769年に火災のあった古い要塞の石を使って19世紀に建てられました。ドメーヌは20世紀初頭に作られた後、5世代に渡って受け継がれ、ぶどう栽培ならびに醸造のノウハウは父から息子へと伝えられてきました。5代目のアルノーも祖先たちが手に入れてきた経験を大いに活用しています。
土壌は地層がぶつかり合っている場所で、粘土石灰質層です。冬の寒さは大変厳しく－20℃になり、夏は暑く35℃まで達します。アルノーは自分自身にも、一緒に働くメンバーにも、求める品質のために非常に高度な要求をします。気に入らないキュヴェがあったら、販売しないという徹底ぶりです。
ワイン造りに関しては、畑の違う区画それぞれに厳密に従います。畑でも醸造でも最大限可能な限り自然に任せます。ろ過、清澄とも行わず、それぞれの品質に基づき必要な時間をかけます。常に最高に熟したぶどうを使用し、たっぷりとしたふくよかなワイン造りを目指しています。
オーガニックに転換したきっかけは、アルノーの父である4代目のアランが1995年にオート コート ド ニュイに当時羊が放牧されていた広大な土地を相続したことでした。その土地を可能な限り手を加えずに、変える必要のない美しく牧歌的な風景を守りながら、汚染されていないきれいなワインを飲みたいという強い想いが原動力となりました。5代目のアルノーは大地を汚すことにつながらない方法で栽培を行っている大地を自分の愛娘リルーに引き継げることを誇りに思っています。
人々が美食とワインを結び付けてもてなすことを知っている地方”ブルゴーニュ”と自分が造り出すワインを彼は心の底から愛しています。
アルノー曰く「私たちの仕事は大変ですが、毎朝起きるとたったひとつのことが頭に浮かびます。”私たちは喜びを生み出しているのだ”と。」
