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生産者レポート

ボジョレー・シュブラン家 レポート2021年

ボジョレー南西端で5世代前からぶどう栽培をしているシュブラン家。農学校の教授も務めたフランソワさんの代にビオディナミ農法を始め、今は娘のフローレンスが後を継いでいます。
今年のボジョレーヌーヴォー解禁に向けて、畑の様子を教えてもらいました。

12/10 今日は剪定へ

フローレンスから畑でぶどうの木を剪定している写真が送られてきました。

冬の間は翌年のぶどうのためにこうして枝の剪定を行います。

先日のボジョレーヌーヴォー解禁イベントでも話題に上がったのが、気候の変動について。

フローレンスたちのドメーヌがあるボジョレーでも、地球温暖化の影響で乾燥が一番の問題となっているそうで、畑の中でも熱や乾燥に強い苗を集めて栽培できるようにしていると言っていました(セレクション・マサルという方法です)。

自然が相手の仕事は思い通りにならないことも多くありますが、生産者さんたちもそれぞれ日々工夫と対策をされています。


10/13 ビオディナミの畑仕事

醸造中も、ぶどうの木の手入れはかかせません。今夜はビオディナミ農法で有名な、牛の角に牛フンをいれたプレパラシオン「500」を撒いて土に活力を与えます。

土は湿気を帯びており、まだ暖かいです。「根の日(※)」は天気も良く、完璧です。

※ビオディナミ農法では天体の動きを元にした「農業歴」があり根の日はその中のひとつ。

カーヴではワインが発酵し、ぶどう畑はにわとりたちが占拠しています!


10/1 シャルドネの収穫と打ち上げ

「シャルドネの収穫は9/29に終わりました。

その後、10/1にボジョレーヌーヴォー用のタンクからぶどうの絞りかすを出す作業と、打ち上げを行いました!おつかれさま!


9/23 ボジョレー用のぶどうの収穫が終わりました!

「今年の収穫は9/22(水)から始めました。8日間で40mmの雨が降ったので、開始日を再び遅らせました。おかげでぶどうが落ち着いてバランスを取り戻しました。

そして、木曜日に2021年のボジョレーヌーボーのぶどうが太陽の下に届きました!」


9/14 収穫の予定

「今朝のぶどうの写真をお送りします。

雨の予報になったので、収穫の開始日は9/20(月)に変更する予定です。
私たちとしては、雨は降らず、太陽に恵まれ、計画通りにスタートできることを望んでいます。まあ、様子をみていきましょう。

ボジョレーヌーヴォー用のぶどうは熟成用のワインのぶどうよりも先に収穫するので、月曜日か火曜日に収穫する予定です。

ワイン生産者の間ではしばしば “rien est gagné” という表現が使われます。ぶどうがタンクの中に入っていない限り、天候による犠牲になりかねない・油断ができないという事です。

なので、収穫後は全てのぶどうがタンクの中に入ったことを祝う打ち上げをします。」


9/7 収穫へ向けて

「今週はぶどうの成熟度合いを確認するための分析を行い、今週の水曜日に収穫する日を決める予定でいます。天候にもよりますが、9月18日頃になると思います。

ぶどうは綺麗に育っており、実もかなり大きいです。収穫できるまで油断はできませんが。天気予報は常に変わりやすいので、このまま良い天気が続くのを願っています。」


8/31 ぶどうは少しずつ成熟中

「熱波の心配をしてくれてありがとう。
幸い、この地域には熱波の影響はありませんでした。むしろぶどうの成熟を早めるために、現在の天気よりもより暖かく、晴れの日が欲しいところです。少しずつですが、そうなりつつありますね。そういう訳で、収穫までにはまだ3週間から1ヶ月程の時間があります。

収穫前にはまだ少し雨が降ると予想されているので、太陽の力も借りながら、腐敗が起こらないように特に生い茂った区画の葉を取るようにしています。

収穫のときは、昨年手伝ってくれた誠実なチームのみんなにまた応援にきてもらうことになりました。」



7/30 雑草の処理とビオディナミでのケア

「今年の夏は雨が多く、暑さもあったため、草の成長が促され、ウドンコ病やベト病などの病気が発生しやすい環境になっています。

ジョフロワは、父フランソワと2人の従業員と私の手伝いのもと、機械や手作業でフォローしながら雑草の成長を抑える作業をしていました。

これは、雑草とぶどうの木が土の中の窒素を取り合うのを制限するだけではなく、雑草が多すぎることで湿気が残ってしまうのを防ぐこともできます。

また、ぶどうの木を保護するためのビオディナミの処置もほぼ毎週行っていて、今朝は最後の作業をしています。銅、硫黄、ハーブの浸漬水(特にヤナギ、メドウスイート)、エッセンシャルオイルなどです。
このように常に気を配りながら、私たちのぶどうは順調に育っています。写真をお送りしますね。
最高のコンディションで美しい収穫を終えられることを願っています。」


6/30 つるが成長しています

皆さまこんにちは。
ボジョレーのフローレンスから畑の様子が届きました。

「雨が沢山降り、日差しが急に強くなってきました。つるの成長が早く、フルヴァージュ(新梢の誘導)の仕事が進んでいます。フルヴァージュとは、風から枝を守るためにぶどうを支えるために張られた2本の針金の間に伸びた枝を入れて、つるをできるだけ真っ直ぐにする作業です。

15日前に1回目の確認を行い、2回目も順調に進んでいます。
今年はつるがよく伸びるので、ジョフロアとフランソワが剪定したにも関わらず、3回目の必要も出てきそうです。

また、樽を空にして来週末に行われるキュヴェ ド フランソワ 2020のボトリングの準備もしました。
全てにおいて良い週でした。

フローレンスより」


6/17 ぶどうが開花

皆さま、こんにちは。

6月はぶどうが開花し、いよいよ実ができ始める季節です。
ボジョレーからぶどうの様子をお届けいたします。

フローレンスより「ぶどうの開花が進んでいます。ぶどうの収穫は、開花から100日後が目安です!」

そろそろ小さな緑色の実ができている頃でしょうか。

今年もぶどうや醸造の様子をリアルタイムでお届けしていく予定です。
どうぞお楽しみに!

フランス・ボジョレー

シュブラン家

ボジョレ地区南部で5世代前からブドウ栽培。当主は元農学校教授。ビオディナミを実践する友人のワインに感動したことから2008年にオーガニック転換を決意。自身も実践しテロワールを生かすワイン造りを追及。



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