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産地・生産者情報

アルザス・メイエー家 レポート2022

フランス・アルザスで最初にビオディナミ農法でのぶどう栽培を手掛けたパイオニアのメイエー家。アルザスの高貴品種を使った白ワインはマヴィの中でも根強い人気を誇っています。

そんなメイエー家から届いたメッセージをご紹介します。

8/30 いよいよ収穫!

皆さまこんにちは。いよいよ収穫が始まりました。
剪定ばさみを持ってぶどう畑に入り、1年の成果を収穫していきます。

手伝ってくれる収穫チームの皆に感謝です!


7/26 役立つ植物のスギナ

皆さんこんにちは。今日は私たちの農業に欠かせないスギナをご紹介します。

何十年もの間、人々はこの植物を雑草として扱ってきましたが、実はスギナは治癒効果などの薬効に優れています。
スギナには、シリカやフラボノイド、カリウムなどミネラルを豊富に含み、土に対して優れた再石灰化作用があります。

またぶどう栽培では、抗菌作用を持つ自然素材として使用されており、べと病やうどんこ病などの病気にも有効とされています。スギナを煮出した水を薄めて、葉に塗ったり地面に撒いたりして使用します。(ビオディナミ農法の調合剤のひとつ)

スギナは農作物の様々な病気に対応できる、オーガニックな解決策として必要不可欠な植物として有名だということをご存じでしたでしょうか。

スギナが収穫できるのは6月と7月だけです。
仕分け作業で夜が明けてしまいますが、スギナの調合剤はとても役に立つので頑張っています。


7/7 ぶどう畑の耕作

先祖代々から続いてるこの土おこしは、ぶどう畑で除草剤を使わないようにするための土壌の改良方法で、ぶどうの品質、ひいてはワインの品質に直接影響します。
不要な雑草を表面に埋めることで、再び生えてくることを防ぎます。

暖かい季節になると、草木が伸び勢い良く成長します。
ぶどうの木も成長しなければならない時期ですが、雑草はぶどうの成長に必要な水や栄養といった土壌のエネルギーを奪ってぶどうの成長を妨げてしまうことがあります。

また、耕起することによって土壌が混合され、ぶどうの成長にかかせない窒素が揮発して減ってしまうことも防げます。
これらの働きによってぶどうの木がよく育つようになるのです。

(2022.7.7)


5/27 ユージェーヌ、お誕生日おめでとう!

マヴィでも不動の人気を誇るフランスアルザスの生産者メイエー家の先代・ユージェーヌ メイエーさんが90歳の誕生日を迎えました!
誕生日の5月27日にはドメーヌで誕生日会も開催されたようです。

ドメーヌで誕生日会!
ビオディナミへの転換を始めた一族の象徴的な人物であるユージェーヌの90歳の誕生日をこの5月27日に祝うことができて大変嬉しく思います。

1960年、400年以上の歴史を持つ家業を1960年に継ぎ、その9年後には彼は伝統を見事に変えました。
1969年、ドメーヌ ユージェーヌ メイエーはアルザスで初めてビオディナミに取り組んだのです。

努力と忍耐によって彼はドメーヌを7ヘクタールまで拡大し、1990年に息子のフランソワに譲り渡しました。

現在では敷地は15ヘクタールになり、彼はビオディナミのアンバサダーとして世界中で活躍しています。
この成功はユージェーヌ自身といつも彼のそばにいる妻マリー・ローズの良心的な仕事と情熱が支えてくれているおかげです。

いつもアクティブな彼なので、ベルゴルツのぶどう畑で自転車に乗っているところに出くわすこともありますよ!

(2022.5.30)

フランス・アルザス

メイエー家

1620年来、親から子へと引き継いでこられた家族経営のワイン生産農家。1969年からビオディナミ農法を実践。アルザス品種の特徴を生かした、香り高く繊細で気品溢れるワインは、各誌での評価も非常に高い。



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