カタルーニャ・ビベス家 レポート2021年

スペイン・カタルーニャ州のワイン産地ペネデスの西北端に位置し、ペネデスの中では一番標高の高いマンデオ高原の山間部にあるビベス家。工業製品のワインとは違う、優しい泡立ちと手作りの温かさを感じるカヴァを手掛けています。そんなビベス家に2021年のぶどうの様子などを聞いてみました。

8/26 乾燥した夏

2021年8月は地中海沿岸で記録的な熱波があり、乾燥による山火事なども発生しています。マヴィの生産者さんたちにも影響がなかったか連絡をしたところ、息子のギエムから返信がありました。

「今年の夏は非常に乾燥していて、雨量は１平方メートルに対し40リットルしかありませんでした。先週の高温でさらに干ばつが進んでいます。
ぶどうの収穫量は20％～30％減少するでしょう。しかし、今後数週間に雨が降れば収穫量は回復する見込みです。

私たちのワイナリーでは、9月15日に収穫を開始する予定です。収穫は良い品質のものになりそうです。
最近では2019年が特によい年でした。」

スペイン・カタルーニャ

ビベス家

カヴァの産地では最も標高の高い自然公園に囲まれた地で、ワイン作りを開始。祖先が150年耕し続けたミネラル豊富な畑に感謝し、その年のぶどうの持つ本来の味やアロマを表現するべく自然な農法を選択。

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