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フランス出張レポート2020(その2)

ただいま、フランスで開催される世界最大のオーガニックワイン展示会「Millésime Bio(ミレジムビオ)」のため、マヴィスタッフがフランス出張中です!

マヴィ赤坂本店店長の野口よりリアルタイムレポートをお届けいたします。

前回のレポートはこちら→フランス出張レポート2020(その1)

マヴィのフランス拠点!?JAPEXBIOへ

バロー家の訪問の後の、次の目的地はJAPEXBIO。

マヴィのワインセレクトのパートナー、ボワソー教授が奥様のクロードと運営する、マヴィのワイン選びの拠点です。
場所はボルドーの南西、スペイン国境のピレネー山脈にほど近いモントー( Montaut)という小さな村にあります。

元々2人ともパリでフルに仕事をしていましたが、ボアソー教授が学校を早期退職したのを境に都会での暮らしをやめ、この小さな村に引っ越しました。
ここモントーで穏やかに暮らす、はずでしたが、実は奥様のクロードはこの村の村長を任され、今年でもう12年になります。

クロードは身長170センチのすらりとした長身で低音のハスキーボイス、とにかく仕事ができるカッコイイ女性。
前職はアメリカンホスピタルという有名な大病院の事務長で、彼女が辞める際には引継ぎに2年間かかり、パリとモント―を行き来して、結局その仕事を4人に割り振ったという伝説があります。

目の前にすると迫力満点ですが、気取らずお茶目にはしゃぐ一面もあり、とても魅力的な女性です。
写真を出したいのですが、NGとのことですみません。長身に加え、白髪のショートカットが凛々しいというとイメージできるでしょうか。

村長の仕事の傍ら、マヴィとフランスの生産者の間に必要な調整や事務作業もすべて彼女が行っています。

ボアソー家で宿泊した翌朝、村人が集まるランチにクロードとボワソー教授も参加するから、あなたたちも一緒に来るようにとお誘いがあり参加しました。

村にはいくつものアソシエーションと言われるグループがあり、スポーツの企画、旅行の企画など様々な会を作っては親交を深めているとのこと。
今回はそんな村のアソシエーションの1つが主催するランチだそうです。

実はこの村にはパン屋がなく、隣村まで買いに行かなくてはいけないのですが、高齢の家庭だと買いに行くのも難しい。
そんな場合にもアソシエーションが請け負い、パンをまとめて買って配ることもしているのだそう。
お年寄りの見回りを行うアソシエーションなどもあるそうです。

場所は村の公民館。小さな村にあるとは思えない立派な建物ですが、5年前にクロードが改築したのだそう。
アスベストが残る建物だったのをすべて除去し、音響や設備も一新して、村人が集まりやすい施設にしたそうです。

入ってみると、大人数でかなり賑わっていてびっくり。せいぜい10人くらいの会かと思っていたら、100人ほども集まっていました。
村の全人口が600人なので、6分の1以上が集まっている計算になります。

そして次々と出てくるお料理は、

少し中華風の前菜に、

パーチと呼ばれるスズキに似た魚、

中に詰め物をしたほろほろ鶏のお皿にはこの地方の名物フォワグラが添えてあります。

そしてサラダとフロマージュのお皿に

しっかりと3種類のデザート。

お腹いっぱい!

集まっているのは年齢も肩書も様々な村人たちで、そんな人々がこうしてひとつの同じテーブルを囲むアソシエーションはとても楽しく、リラックスした時間を過ごせました。

大勢で同じ美味しいものを囲む機会はただお腹を満たすだけではない、食事の持つ大きな力を改めて感じました。

そしてお料理に合わせて村人が手に手に持って来てくれたのは ワインのボトル!

ヴァールのロゼワイン

実はこのヴァールのロゼワイン、天候による不作で現在本数が少なく、日本ではスタッフにかなり長い期間購入禁止令が出ています。
その為、ヴァールロゼが大好きなマヴィ代表田村でさえ飲めない期間が長く続いているのです。

それがここで久しぶりに飲めるとは!

ヴァールの他に、タリさんのメルロー、デザートに合わせてピヴァさんのクレマン ド ボルドーが出てきて、全てマヴィのオーガニックワインで楽しみました。

ヴァールのロゼはお魚にとても良く合い、ボワソー教授も納得の組み合わせ。
タリさんのメルローはホロホロ鳥の肉にフォワグラを合わせた時にも、その味わいをしっかりと受け止め、口の中で力強い広がりを見せてくれました。

そしてデザートに合わせたクレマン ド ボルドーもとても美味しい!こちらはパリのコンクールで金賞を受賞したそうです。

食事の後は、あと片付けも皆で行います。

以前、来日してマヴィを訪ねて来てくれた村人たちとも再会できました。

その時に彼女たちは「お好み焼きの上で踊るかつお節」に感激していましたが、今回は私たちがフランスの文化を教えていただく貴重な機会になりました。

(野口)

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