個性的赤と定番赤の意外な面?

 9月も折り返し。そして2020年はとっくに折り返されているということに皆様、お気付きでしたでしょうか。本当に月日の経過は早いですね。ワインも徐々に赤へシフトするタイミング。そこで今回は、二人のスタッフへ 赤のおススメを聞いてみると、偶然どちらも単一品種の赤ワインでした。季節の移り変わりを味わえる赤ワインとは・・・?

まずはスタッフAのおススメは・・・アンジュー 赤

 暑い夏に赤ワインと言うと、タイでの夜を思い出す。
タイはもちろんビールのシェアが高く、目貫通りにはビアホールが密集するが、実は、グルメ好きの若者の間ではワインが流行っている(らしい)。さらに最近では、タイでもワインを作っているというから、驚きです。
そんなタイで飲んだ赤ワインは、意外にも「カベルネフラン」。日本でも少し距離感のあった品種を、本場のタイ料理と合わせるとは!思いがけない巡り合わせと、驚くほど混じり合う味わい。カベルネフランの懐の深さとエンターテイメント性を思い知った夜でした。

夏の夜にそんな記憶をふと思い出し、
ロワールのカベルネフラン「アンジュー」を手に取りました。
合わせるのはもちろんタイ料理。ステイホームの賜物で、デリバリーで完璧なタイ料理が手に入るから嬉しい。メニューはヤムウンセン(春雨サラダ)、ラープガイ(鶏ひき肉のサラダ)、タイ料理じゃないけど生春巻きもおまけで。アンジューの少し青いニュアンスや酸味、スパイシーな風味が、パクチー、レモングラス、ライムなどの爽やかな香りに、絶妙に溶け込んでいく。まだまだ蒸し暑いのに、気分爽快になるマリアージュ!カベルネソービニヨンやメルローの調整役ではない、カベルネフランのあふれる個性を、ぜひ、楽しんでみてくださいね。
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何と意外なペアリング?!これは合いそうです。個性的ワイン×エスニック料理で去りゆく夏を体感してみるのも良いですね。

ではもう一本のおススメを聞いてみましょう。スタッフOはこちらをおススメ。マジュリュスメルロー ちょっと意外なセレクトでしたがその内容は?

 南フランス・ラングドック地方、タリ家のメルロー100%の赤ワイン
メルローの持つ香りは根菜類やキノコとピッタリ。醤油とも合うんですよ。ということは、お惣菜の定番・きんぴらごぼうや筑前煮との相性抜群!ワインだからと特別なお料理ではなく、いつもの食事に合わせられるのは嬉しいですよね。しかしマジュリュスメルローの懐の広さは和食だけにとどまりません。
例えば、キノコのソテー。醤油味にしてもバルサミコ酢味にしても受け止めてくれます。この包容力に憧れちゃいますね~
お料理の色が共通していることにお気づきでしょうか?
そうです、茶色系。
そう考えると、どんどんお料理が浮かんできませんか。
ハンバーグデミグラスソース、焼き肉、回鍋肉 etc
和洋中関わらずこのワイン1本で様々なお料理と楽しめますよ。
タリさんのワインはラベルも人気です。
ラベルには天使がラッパを吹いているマーク。 和みます♪
赤ワインで悩んだらぜひ。
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食欲が湧いてきますね。定番メルローの守備範囲に驚きます。色を中心にして料理を考えるのも面白そうです。

夏と秋の間にどちらもぴったりな赤ワインですね。是非お試しください♪

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