
ブッフ・ブルギニヨンとは
ブッフ・ブルギニヨンとは、フランス語でブルゴーニュの牛。
牛肉と野菜をたっぷりの赤ワインに漬け込んで煮込むお料理で、代表的なフランス料理のひとつですが、もともとはブルゴーニュ地方で気軽に作られていた郷土料理です。
肉を煮込むワインは味の決め手です。
市販の「クッキングワイン」を使うと料理を台なしにしてしまいます。
料理に使うワインと飲むワインを同じにすることが一番のおすすめで、自然と重さが合います。
ワインが足りない場合は同じ品種や近い産地のワインでも大丈夫ですが、工場製のワインに多い酸味調整剤や合成タンニンを使っているものだと過熱で変化してまずくなるので避けた方が無難です。
またしっかりしたワインなら、開栓してから日数が経って風味が落ちたものでも過熱するので、十分美味しく使えます。
ワインとの相性は言わずもがな。マリアージュのセオリーに沿って、ブルゴーニュの赤ワインを合わせましょう。
ピノノワール
本場のブッフ・ブルギニヨンは、地元のピノノワールを使うことが多いので、同じワインを合わせましょう。それぞれの風味が相乗効果を発揮して、旨味が共鳴します。またピノノワールの綺麗な酸が、お肉の脂を程よく流してくれるので、美味しく食べ続けることができるでしょう。
高級レストランでいただくような、より上品な味わいのブッフ・ブルギニヨンには、少し上質なピノノワールを選べば、特別な一皿に。ブルゴーニュワインには、地域名、村名、プルミエクリュ、グランクリュと格付けがあるので、村名以上をセレクトしてみてはいかがでしょうか。
ガメイ
もう少しカジュアルに合わせたい場合は、ボジョレー地区のガメイもおすすめです。ガメイは優しい印象ながら、しっかり芯があるワインなので、野菜がたくさん入った、滋味深い味わいのブッフ・ブルギニヨンにはぴったりです。
時間をたっぷりかければ、ご自宅でも美味しく作れるブッフ・ブルギニヨン。付け合わせのパスタやマッシュポテトも、ワインとぴったり合うでしょう。ぜひお試しください。
ブッフ・ブルギニヨンに合うワイン
赤ワイン
