
小籠包とは点心の一種で、豚の挽肉を小麦粉の皮で包み、セイロで蒸した料理で、ワインとの相性は抜群。
日本でも専門店に行列ができるほどの人気で、餃子や焼売と同じように家庭でも手作りされています。
レンゲの上で皮を破り、具と共に溢れ出すスープをすすりながら、酢醤油と針ショウガといただくスタイルは小籠包ならではの楽しみです。
中華料理にワインを合わせるのはハードルが高いイメージもありますが、中華特有の香りや調味料の特徴をいかせばベストマリアージュになります。
スパークリングワインと小籠包のマリアージュ
キンキンの泡がアツアツの肉汁に合うだけでなく、泡の清涼感が酢醤油や針ショウガとも同調してくれます。
ロゼワインと小籠包のマリアージュ
ロゼワインは白と赤の要素を併せ持つので、小麦粉から来る皮の優しい風味にも、コクのある肉汁の強さにも、ぴったり合ってくれます。
白ワインと小籠包のマリアージュ
小籠包の美味しさはやはり肉の旨みたっぷりの肉汁。そこに感じる優しい甘味やコクに寄り添ってくれる白ワインがベストマリアージュします。シュナンブラン、リースリング、ゲヴェツルトラミネールはいかがでしょうか。いずれも酸味とほのかな甘みを持っていますが、シュナンブランはリースリングより華やか、ゲヴェルツトラミネールはシュナンブランより香りが強いという特徴があります。
スーパーで手軽に購入できる冷凍食品の小籠包でもワインとのマリアージュは楽しめますので、ぜひ色々と試してみてください。
