
カキフライとは
カキフライは明治時代の日本生まれた西洋料理です。牡蠣(カキ)は岸壁や船底に付くため港町では手に入り易いありふれた貝で、欧米でも新鮮なものを生のまま食べます。海のミルクとも呼ばれて栄養価が高いのですが、傷みやすいので冷蔵庫の無い時代に安全に食べるため揚げものにしたのでしょう。その後、手軽なご馳走として日本人の食卓に広まりました。もちろんワインとの相性はとてもいい料理です。
イギリスではRの付かない月(May,、Jun、July)には牡蠣を食べてはいけないとされています。旬は秋から春にかけての暑くない時期で、カキフライは涼しい季節定番のご馳走のひとつでした。
カキフライと白ワインのマリアージュ
カキフライは油を吸った衣があるので、脂っこさを切ってくれる酸味のある白ワインが良く合います。ただし牡蠣は他の貝とは違ってほぼ内臓で、こってりとした旨味があるため、酸がキレすぎるよりも果実味もしっかりした白ワインとのペアリングをおすすめします。海産物なので、樽で熟成したワインはおすすめできません。
牡蠣フライにタルタルソースを添える際のおすすめ白ワインペアリング
牡蠣フライを塩とレモンで食す際のおすすめ白ワインペアリング
カキフライと赤ワインのマリアージュ
カキフライには渋みの少ない赤ワインが合います。特に、ソースを付ける場合はよく合いますので、是非試してみてください。海産物なので、樽で熟成したワインはおすすめできません。

の冷凍食品も多く出回っていますから、手軽に通年で食べられるようになりました。ぜひお好きなワインと一緒に楽しんでください。
