マヴィ代表・田村安オフィシャルブログ

Organic Wine Specialist

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オーガニックワイン

熟成ブルゴーニュワインの味わいを気軽に楽しめるラドワ レブリ

同じ畑のワインでも収穫年(ヴィンテージ)によって性格が違い、この差を点数で表したのがヴィンテージチャートだ。通常ブルゴーニュの由緒正しい名称畑で穫れたピノノワールの2015年ヴィンテージが美味しく飲めるようになるのは2025年以降だと思う。
コラム

東京オリンピック会場でアルコールを提供することの意味は?

国民の大多数が反対のオリンピックを開催し、感染症の専門家達が出した「開催の場合は無観客が望ましい」、観客を入れるなら「国内イベントよりも厳しい制限を設けるべき」という勧告も無視して、ついには「会場でアルコール飲料の販売を行う」とまで言い出した。
オーガニックワイン

カヴァ(Cava)は、かつてスペインではシャンパンと呼ばれていたが…

シャンパンはスペイン語ではチャンパン(Champán)となる。カタルーニャで造られたチャンパンは地元のブドウ品種を使い、輸入関税もかかるシャンパーニュよりずっと安価だったのでスペイン中で飲まれ、カタルーニャ以外でも生産されるようになっていった。
オーガニックワイン

NATURE & PROGRES(ナチュール エ プログレ) 元会長、ベリューさんのブランケット メソッド アンセストラル|完全無添加のワイン造り

リムー近郊のサンティレール修道院で1544年にフランスで初めて瓶内二次発酵のスパークリングワインが造られた。ベリューさんはこの甘口スパークリングワイン「ブランケット ド リムー」を古代製法(メソッド アンセストレル)を完全無添加で造っている。
オーガニックワイン

古代製法が生きていた!本来のシェリーは酒精強化ワインではなかった

ドライシェリーはどの工程で酒精強化するのか?」と質問すると「アルコール添加はしない」と、予想もしない返事!「山の傾斜地畑のぶどうは糖分が高いし、ソレラ製法では樽の木を通して水分が抜けてアルコール度数が上がるから、アルコール添加の必要はない」
オーガニックワイン

実は簡単、わかりにくいブルゴーニュワインAOCの違い

南北に長いブルゴーニュのぶどう産地、断層の走るニュイ地区は特複雑で力強いワインを産む。ボーヌ地区は複雑な地層でミネラルのしっかりとした優しさのあるワインを産む。シャロネーズ地区やマソネ地区は丘が低く、量産ブルゴーニュワインの産地になっている。
オーガニックワイン

ビオディナミワインのパイオニア、ユージェン メイエーさん

アルザスのユージェン メイエーさんはフランスで最初にビオディナミを導入したオーガニックワイン生産者だ。メイエー家は創業1620年で500年間の歴史、50年間のビオディナミーを誇る。長年ビオディナミーを続けるぶどう畑の土壌は極めて健康だ。
オーガニックワイン

オーガニックワイン講座の変遷|いよいよオンライン開講へ

オーガニックワイン講座の原形を作ったのは1999年。2005年よりフランスのワイン産地を紹介する地方編講座がマヴィ赤坂店でスタート、その後スペイン、ポルトガル、ドイツ、オーストリア、イタリアまで拡大。2021年からはオンライン講座として開催する。
コラム

マヴィ創立23年の想い|城の時代からニューノーマル時代へ

日本初のオーガニックワイン専門インポーター、マヴィ株式会社を1998年に、友人の会社の机1つを借りてPC1台で起業。数か月後にワンルームマンションを借り、自前の事務所を構えた時の高揚感と不安感は、今でもはっきりと覚えている。昭和の人間なので、事務所は城だ。
コラム

ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

コロナ禍が通り過ぎるのを外房の庵で静かに待つ日々。南仏のオーガニックワイン生産者ジャン・ポール・カバニスとガブリエル・タリが引退した。そしてボルドーのジャン・リュック・ピヴァが亡くなった。鴨長明が800年前に記した言葉を実感する齢になった。
コラム

新しい時代の夜明け‐太平洋の初日の出を迎える

コロナウィルスのパンデミックは、世の中の仕組みを変えた。イベントやオーガニックワイン講座をWEBで開催したら、これまでと違う景色が見えてきた。都会の利便性と過密の危険性のバランスが大きく変わり、新しい時代に突入した。変化は今年一層加速するだろう。
オーガニックワイン

ステイホームのクリスマスディナーに黒毛和牛のビーフシチュー

テレワーク生活には長時間トロトロと煮込むビーフシチューがおすすめ。ランチ休憩から作り始めてテレワーク仕事しながらコトコトと煮込み、夕食には美味しく食べられる、本格的なのに簡単なレシピー。ワインとの相性は一緒に飲みたいワインを使えばバッチリ。
オーガニックワイン

ボジョレー解禁とトスカーナのワインを楽しむステイホームディナー

ボジョレーヌーヴォー解禁日にボジョレーのオーガニックワイン生産者シュブラン家の2020年ボジョレーヌーヴォーと、トスカーナのオーガニックワイン生産者モレッティ家のヴィエッキエヴィーニェを飲み比べ。お取り寄せしたフレンチレストラン「コウジイガラシ オゥレギューム 」のフランス料理とのマリアージュを楽しんだ。
オーガニックワイン

うし年は2巡目、人気の干支ワインに歴史あり

干支ワインを発売しようと決めたのは2008年11月13日。日本初のオーガニックワイン専門インポーターとして創業したマヴィ株式会社の創立10周年事業として始まった干支ワイン。干支を一巡りして2度目のうし年は2頭の牛を描いたラベルが貼られる。
ワインと料理のマリアージュ

スタウトビール、アンバービールの楽しみ方-食中酒や食後酒として飲むと新しい発見!

売れないのがスタウトとアンバーだ。日本の一般的なビールから一番かけ離れているから仕方ないとも言えるが、まず冷やし過ぎが禁物。またスタウトを楽しむのは食中酒ではなく食後酒としてがおすすめ。アンバーを楽しむのは普段の食事の食中酒としてがおすすめ。
オーガニックワイン

ボジョレーから占う、2020年は最高のヴィンテージの予感

2020年という世界中が新型コロナウィルスCOVID-19に翻弄された特別な年、生活は一変した苦しい年ですが、ぶどうの出来はどうだったのでしょうか?ボジョレーらしいきれいな酸を持ちながら糖も十分あるため、味わいの深いワインに仕上がりました。
コラム

コロナウィルス対策に空気殺菌機を設置してオーガニックワイン専門店マヴィ赤坂店再開

換気の目的はきれいなコロナウィルスのいない空気を入れること。窓がないならば空気殺菌機で殺菌すればいい。製品を買うと高いが、自作は簡単。材料だけなら殺菌ランプ、ダクトファン、アルミフレキ、アルミテープ、配線合わせても出費は1万円以内に収まる。
オーガニックワイン

スペインバルの定番!トルティーリャ(スペインオムレツ)を作る

BARのタパスの代表格トルティーリャ。原材料のジャガイモと卵はコストが安く、作り置きができ、切り分けて提供するからロスなく稼げる。スパニッシュオムレツと訳されるが、日本で想像するオムレツとはだいぶ形が違い、お好み焼きのような円盤型だ。
ワインと料理のマリアージュ

大好きなフランス料理店のメニューを家で食べる

ステイホームの生活、美味しい外食を食べたいけど食べられない。そんなニーズに応えるため、レザントレ コウジイガラシ オゥ レギュームさんが発送できるメニューを試作して送ってくれた。マヴィのワインとのマリアージュ、ペアリング相性はバッチリだ。
コラム

マヴィ創立22周年に思うこと

1998年3月3日、マヴィは日本初のオーガニックワイン専門インポーターとして創業、本日22周年を迎えることができました。パイオニアスピリッツだけを掲げて突き進んできた22年間、ワクワクすること、落とし穴にはまることの繰り返しでした。