マヴィ代表・田村安オフィシャルブログ

Organic Wine Specialist

tamura

オーガニックワイン

MON カヴァ|新着のスペイン スパークリングワインを試す

色は美しい泡目の黄金色、本当に細かい泡は切れることなく、香りは立つ。Brut Natureらしくキレのいい辛口だが、芳醇なコクがある。僕の経験したことのないカヴァというか、カヴァの範疇を超えて、極めて上質なシャンパンのようだ。
オーガニックワイン

Slow MON(スロー モン)|新着のスペイン 赤ワインを試す

スローモンはMONシリーズで最もお手頃なワインだ。しかし【MON】を名乗るだけあってクラスは同じ、VIPの舌を唸らせるためのワインに違いはない。丁寧に手間暇かけた贅沢な作品である。ただ重い料理ではなく、気軽な料理用に造られている。
コラム

マヴィ創立25周年に思う

ヨーロッパの状況は想像を絶する。ぶどうを収穫してワインはできても資材が足りないので、注文したワインの生産スケジュールはどんどん遅れる。世界経済の乱調で船のスケジュールは全く定まらず、ヨーロッパの港を出てもいつ神戸港に着くのか予測できない。
オーガニックワイン

マヴィ創立25周年記念ワインの白|常識破りの凄い辛口ミュスカ

これまで記念の白ワイン巧い!を造ってくれたタリさんの引退で、昨年は白がなかったが、今年はセブリーヌ ブーリエさんが造ってくれた。品種はミュスカ、若干の甘みの残滓は感じるものの、すっぱりと切り捨てた辛口。そしてミネラル感が半端ない。巧い!
コラム

2023年新年に思う|創業25周年の節目、マヴィはサスティナブルな企業を目指して変わる

2022年はマヴィにとってリフォームの年だった。2023年、創業25年のマヴィは新たなスタートの年。ベンチャーの「がむしゃら」ではなく、サスティナブルな素晴らしい生産者のオーガニックワインを紹介し続けられる、「持続可能な」企業を目指したい。
オーガニックワイン

ボジョレーヌーヴォー2022をビストロ料理で

口に含むと強い果実味がしっかりとあり、とにかく濃い。酸味はあるのに、糖をまとっていて柔らかく、口の中には美味さが広がる。香りは新酒らしくタンクから直接試飲する時のよう。このまま飲み続けていたい。こんな凄いボジョレーヌヴォーは飲んだことがない!
コラム

マヴィ赤坂店3度目の営業再開|コロナ禍の苦悩は終わらない

感染者数の減少でリスクレベルは下がったと判断して、マヴィ赤坂店の営業を再開することにした。店内には空気殺菌装置を多数設置しており、店内感染リスクは少ないだろうが、3度目の営業再開に当たって、安全を守るルールを決めた。
コラム

今年はオミクロンBA.5感染急拡大でマヴィ赤坂店をまた休業

日本の新規感染者は180,226人(2022年7月26日時点)で2位のアメリカの127,707人を大きく引き離して1位となった。こんな不名誉なランキングのトップに躍り出た元凶は、政府の「経済活動を停めない」という方針だ。
コラム

ウクライナ戦争とワイン生産者の嘆き

生産者に発注したところ、包材がないから作れないという。ガラスビンの値段が天然ガス不足で高騰している。ガラスを高温で溶解しビンに成型するのに大量に天然ガスを使う。不純物が残っても見えにくい茶色や緑色のビンとは違い、透明のビンは特に高温を必要とする。
オーガニックワイン

新着のガスコーニュ ピノノワールを試す

アルマニャックという、コニャック同様にワインのAOCから外れる土地柄で、ピノノワールはブルゴーニュのように育つはずもなく、またアルザスのようでもなく、ドイツのピノノワール(シュペートブルグンダー)に近いだろうと予想してのマリアージュが的中した。
コラム

マヴィ創立24年に思う|世界平和とオーガニックワイン

マヴィのメルマガでは、20年以上にわたってこのメッセージを発信している。【オーガニック】とか【サスティナブル】という言葉を使う以上、これは大前提と考えている。どんな年でも畑ではぶどうが育ち、収穫があり、ワインが産まれる。
ワインと料理のマリアージュ

コロナ禍だけどフランス料理を食べたい|ハムとキャロットラペ、簡単おうちごはんでビストロの味

ブルゴーニュのサントネー村の生産者シャペルさんからメールが届いた。「1月初に家族全員がCOVID(コロナ)に罹ったが、今はもうよくなった。」まさか三密のない過疎の村に住むワイン生産者が罹患するようなことにはならないと思っていたので驚いた。
ワインと料理のマリアージュ

ビーフステーキに「食材に魔法をかけるマスタード」|塩コショウもソースもなしでも美味しい

プチプチした食感のミックスマスタードをテンダーロインステーキ(フィレ肉)に合わせた。肉に塩コショウをしないで焼くフレンチスタイルで、【食材に魔法をかけるマスタード】を添えるだけにしてみた。十分美味しい。テレワーク後の夕食ならこれでいける。
コラム

2022年の新年に思う|コロナ禍2年目、みんなで楽しく美味しくワインを飲める日が戻ってきて欲しい

引き籠ったままに年の瀬を迎えてしまった。ポジティブに考えたいと思うが、はっきり言ってつまらない、限界だろう。仕事はこなせるが面白くない。世界中で同じ思いを持っているひとが多いはずだ。早くみんなで美味しく楽しくワインを飲める日が戻ってきて欲しい。
オーガニックワイン

ボジョレーヌーヴォーを黒毛和牛ステーキに合わせる

ふと頭に「程良くサシの入った黒毛和牛のステーキ」が浮かんだ。牛脂が甘みとなるが、脂っこさは口の中に残したくない。ビーフステーキながら赤ワインよりも辛口白ワインの方が合わせやすい。これを超辛口のボジョレーヌーヴォー2021と合わせてみよう。
オーガニックワイン

ボジョレーヌーヴォーのオールドヴィンテージ?!

赤ワインが熟成するために何年もかかるのは、タンニンがワインの変化を遅らせているからだ。ボジョレーの赤ワインは特殊な製法のためタンニンが少なく、ワインの変化速度が速くなる。そのためブルゴーニュワインなら2~3年かかる熟成状態に1年で到達できてしまう。
オーガニックワイン

コティ ロゼ|新着のシチリアワインを試す

この秋新発売したシチリアのロゼワイン コティ ロゼは定番のヴァールロゼよりも力強く、味の輪郭がはっきりしている。控えめではなくワインは美味しさを主張するが、とにかく酒質がきれいなので、料理をねじ伏せることなく高い位置での調和が取れる稀有なワインだ。
オーガニックワイン

今年のボジョレーの出来は?|2021年はあまり類を見ない特異なヴィンテージ

2022年のボジョレーについてはこちらをご覧ください 2021年はどんなシーズンだったか? 今年のボジョレーヌーヴォー解禁は11月18日(木)。世界中が新型コロナウィルスCOVID-19の猛威に晒されて2年目の収穫、さらに世界的な気候変動で...
コラム

新型コロナ感染爆発対策で休業していたマヴィ赤坂店をワクチン接種でそろりそろりと再開

東京のみならず全国的な感染爆発が止まらず、医療崩壊も始まってしまった。9月1日以降も緊急事態宣言が継続が決まったが、休業中のオーガニックワイン専門店マヴィ赤坂本店を8月31日(火)より再開することにした。 ワクチン接種済スタッフだけで営業再...
コラム

新型コロナウィルス デルタ株の感染急拡大でマヴィ赤坂店再度休業という苦渋の選択

デルタ株ウィルス感染者の急増を受けて、政府は中等症患者には入院治療を行わないという方針を発表。会社を経営する時に考えなければならないことはたくさんあるが、一番大事なことは社員の命。再度悩み、考えて、マヴィ赤坂店を当分の間再度休業することに決めた。