英国、流通のグリーン化進む

英国の大型食料品チェーン店は、教育と環境意識の高い消費者を中心に、より多くの顧客を獲得するよう、環境的な信用度に重点を置く動きが出ている。動機はどのようなものであれ、食料品店の背景にある巨大企業に変化が現れているようだ。


「WMモリソン」は、オリジナルブランドの商品の一部でリサイクル可能な容器を導入してきた。また、英国のスーパーの中では最も高い割合で、英国産の季節の野菜を取り扱っている。全店で生じた廃棄物の72%はリサイクルされている。
「セインズベリー」は、2002年からエネルギーの有効活用に2200万ユーロ(約33億円)を費やし、今年中にプラス700万ユーロ(10億5千万円)を投資する計画。来年末までには、惣菜の容器を堆肥化できるものに移行していく。また、できるだけ多くの店舗でリサイクルセンターを設置していく計画もある。炭酸ガス排出を20%削減。将来的には、オーガニック食品の70%を英国内で調達することを目標としている。
「テスコ」は、再利用エネルギーの開発に、1億5千万ユーロ(約225億円) 近い投資をする予定だ。また、買い物袋の生産量を2年間で25%減らし、 将来的に全ての買い物袋を生分解可能なものに切り替えていくと言明している。渋滞と騒音を減らすため、店舗への商品の運搬回数も減らす予定だ。また、各店舗の地域ごとに、地域商品を販売するためのコーナーを導入する動きもある。買い物客と地域の生産者が顔を合わせることのできるオープンデーも主催している。
「ウェイトローズ」は、環境に配慮した水源地から魚類を調達することを強く主張してきた。遺伝子組み換えの成分は、オリジナルブランドの食品には一切含まれていない。
「マークス&スペンサー」は、商品のコーヒーと紅茶(インストアレストランや社員食堂で扱われるものも同様)は、フェアトレード製品であると言明している。すべての食品の原料は、非遺伝子組み換えであり、使用されている卵は放飼いのものに限られている。また、持続可能な漁業を支援していることから、英国小売店のベストにも挙げられている(海洋保護団体とグリーンピースによる)。スムージー(飲み物)のボトルとサラダの容器には、20%〜50%の割合で再生プラスチックが使われている。
Organic-Market.infoより

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