オーガニック推進のための議員クラブ

出典: lafranceagricole.fr

フランスでのオーガニック農業を推進することを目的とした「情報共有と議論」のための 議員クラブであるオブジェクティフ・ビオ(Objectif bioは11月12日(火)に元老院にて、地域の雇用をテーマにしたシンポジウムを開催した。

ドローム県の元老院議員であり、オブジェクティフ・ビオ代表のディディエ・ギヨーム氏は「オーガニック農業は推奨すべきであるが、従来型の農業と対立するものではない。これまでの農業を否定し、オーガニック農業だけが良いものだとするのは間違いである。」と主張した。

パリの上院議員であるプール・シャンタル・ジョアノ氏は「水掛け論になるのを避けるためにも、オーガニックに関するコミュニケーション全般について今一度考えてみることが大切だ。」と語る。それらの意見から、雇用と地域の活性化および公衆衛生に関する問題が最初のテーマに選ばれている。

フランス国立保健医学研究所(Insermの名誉所長、 デニス・レロン氏は「がんと農薬の関連性についての議論を再開させるべきである。3分の2の農薬に発がんに関する作用があり、その影響は世代をまたいで続くことが明らかになっている 」と述べた。

デニス氏はまた、このシンポジウムにてオーガニック製品の消費者層に関する「ヨーロッパで最も大々的な調査」の結果報告を行った。研究では、普段からオーガニック製品を購入している層は、教育水準が高い傾向がある一方、所得に関しては他の消費者層と大きな違いはないことが分かった。( 2013年10月22日のこちらの記事を参照)

オブジェクティフ・ビオは2013年5月に設立され、欧州議会議員のコリーヌ・ ルパージュ氏やジャン・マルク・エロー内閣の元環境大臣でありドゥー・セーヴル県第2区の国民議会議員でもあるデルフィーヌ・ バトー氏を含め、現在の参加者は20名ほどである。全参加者のリストはこちらを参照のこと。

この公開シンポジウムは、オブジェクティフ・ビオの主催で初めて開催された。当クラブはまた、国会議員に向けて、「?この場に参加し」、 「?具体化と実地での試みに向けた公開討論を後押しすべく体制を整えていくよう」サイト上での呼びかけを行っている。しかしながら今の所、この呼びかけへの反応は薄いようだ。

objectifbio.fr/

[2013年11月14日]

翻訳:川鍋 美紀

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