衣料品にノニルフェノール・エトキシレート残留

グリーンピースが「デトックス・ウォーター」キャンペーンの一環として「ダーティー・ランドリー~衣料業界の不都合な真実~」を発表し、調査結果として、ノニルフェノール・エトキシレート(NPEs)という衣料の製造過程における有害化学物質の使用を緊急に停止する必要があることがわかった、とオーガニック・テキスタイルの世界基準(GOTS)は伝えた。GOTSとその品質保証システムは、相補的な管理手段によりGOTS認定のサプライチェーンから全ての禁止物質の排除を保証する。

NPEsは、主に界面活性剤や湿潤剤としてだけでなく、乳化剤、加工の際の分散剤、仕上げ剤として、衣料業界ではケミカルインプットという形で使用される。NPEsは一端水に流れ出るとノニルフェノール(NP)という物質に分解される。NPは生体濃縮性を持つ有毒な難分解性化学物質として知られ、ホルモンの動きを乱す働きをする可能性がある。NPE使用に対する法的規制は多くの地域やEU諸国で存在し、2005年にはNPEもしくはNPを0.1%以上含む製品は禁止されているにも関わらず、グリーンピースのレポートによると、繊維処理助剤を含むNPEが中国、ベトナム、トルコなどの製造国でいまだに広く使用されていると発表した。そしてこれらケミカルインプットを使用して製造された衣料品は、これらが禁止さているEUや他の地域で広く販売されるのだ。

 

出典:GOTS

Organic-Market infoより

 

(翻訳: ボランティア 越川 加奈子さん)

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