フランス:公共食堂におけるオーガニック農業と短距離流通

フランス農務省予測調査センターは今年1月、「公共食堂におけるオーガニック農業と短距離流通」と題した分析資料第42号を発行した。市町村がオーガニック食材の調達をより可能にする多くの方策が示されており、また食材の流通経路を短くすることでオーガニック食材の追加費用を抑えるメリットについても強調されている。


例えばフランス東部に位置するロン・ル・ソーニエの市長は、市内の公共食堂で使用するオーガニック食品を、通常の農産物製品と同等の価格で提供できることを明らかにした。一食約1.8ユーロ(約215円)、年間で約120万食を50の自治体と様々な公共施設(学校、病院、老人ホーム、行政機関)に提供した。
このオーガニック食品の継続的流通を実行に移せたのは、ロン・ル・ソーニエの自治体と周辺の農業従事者との間で結ばれた関係のお陰である。同分析資料は同様に、事前に締結された基本協定に基づき、製品に応じ入札取引が分割されていることを強調している。そして地元の生産者グループが、契約不履行のリスクを負うことなく、また公共契約法典に違反せずに応札できるよう、トゥールーズ市が少量取引を対象に入札取引を推進したことを指摘した。
Marche-Bio.infoより(フランス語)
(翻訳:ボランティア 北村 公和さん)

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