
ごぼうを胡麻油で炒め、醤油やみりんで味付けをした定番の家庭料理きんぴらごぼう。レンコンや人参を加えたり、切り方や盛り付けを工夫すれば、手軽で食べ応えもある、美味しいワインのおつまみになります。
きんぴらの語源は、江戸時代に流行った浄瑠璃の主人公「さかたのきんぴら」から来ていて、彼の強靭さがごぼうの強さに似ていることから生まれたお料理と言われています。その独特の硬い食感は、濃いめの味付けにもよく合い、昔も今も人気の常備菜です。
きんぴらごぼうと赤ワインのマリアージュ
油によってコクが増し、醤油や味醂の味染みもよく、赤ワインがよく合います。ごぼうの土っぽい香りに合わせると、メルロー、ピノノワール、そしてカベルネフランがおすすめ。カベルネフランの青っぽさは、唐辛子のピリッとした辛味にもマッチします。
きんぴらごぼうと白ワインのマリアージュ
白ワインと合わせるなら、ごぼうを薄いささがきにして、仕上げにたっぷり胡麻を加えましょう。柔らかな食感となるので、同じく柔らかいテクスチャーのまろやかな白ワインが合うでしょう。ほのかな樽の香りも、炒りたての胡麻や、胡麻油の香ばしさにぴったりです。
いかがでしたか。白いご飯に合わせるだけではもったいない! ぜひワインのおつまみにきんぴらごぼうを作ってみましょう。
