タパス&ピンチョスとワインのマリアージュ

タパス

スペインのバルでのおつまみ、タパス&ピンチョス。違いは何なのか、スペインでもしょっちゅう議論の的になります。タパスは通常はもう少し多い量の料理を小皿で少量出す提供するのに対し、ピンチョスは一口で食べられる量を薄切りパンに載せて提供するというようです。現地のスペイン人でさえ違いが定かではない、まあ、酒の肴ということでしょう。

串に刺さったものやパンにのせたもの、魚介や肉、冷菜や温菜等々、バリエーションが多く、少量で多くの種類を味わえるのが醍醐味です。小食の日本人にとっては何品か頼めば、それだけで夕食となってしまうという重宝さ。当然ですがどれもワインとの相性の良さはお墨付きです。

食前酒とタパス&ピンチョスの基本ワインペアリング

どんなタパス&ピンチョスにも合うのがスペインのスパークリングワイン、カヴァです。シャンパーニュと同じ製法で、繊細な味わいなので、食材を活かしたシンプルなお料理が多いタパス&ピンチョスは、最初の一杯は迷わず、カヴァがおすすめです。また、コクのあるお料理全般には、ドライなシェリータイプのワインもよく合います。

スペイン

バレンシアのオーガニックワイン

ソロ カヴァ ブリュット 発泡

シチュエーションやお料理を問わずにどんな場面でも楽しめる優等生なカヴァ。爽やかな味わいで体にすっと馴染むようなオーガニックスパークリングワインです。

スペイン

アンダルシアのオーガニックワイン

ドラド セコ シェリータイプ

一般のシェリーと違い、一切アルコール添加を行わない古代製法の辛口シェリー酒です。山中の傾斜地畑で育った高糖度のぶどうを使い、樽で10年間寝かせた芳醇な黄金色の薫り高いワインです。

他にはどんなワインが合うでしょう。日本でもよく食べられるタパス&ピンチョスを見てみましょう。

クロケッタと白ワインのマリアージュ

クロケッタはスペイン風コロッケのことです。タラや生ハム等の具材をホワイトソースに加えて、オリーブオイルで揚げたお料理。ふわふわの食感と旨みが絶品のスペインバルの定番メニューです。揚げ物なので冷えたスパークリングワインのほか、少し厚みのある白ワインが合います。

スペイン

バレンシアのオーガニックワイン

ソロ 白

グレープフルーツや桃、パイナップルなど様々な果実の香りに微かなトーストのニュアンス。まろやかな果実味と酸味のバランスが大変良く、長い余韻にはほんのり塩味を思わせるミネラル。ボリュームのある白。

プルポ・ア・ラ・ガジェーガとワインのマリアージュ

プルポ・ア・ラ・ガジェーガ(タコのガリシア風)は スペイン北西部のガリシア州の伝統料理です。茹でたタコを切って、塩・オリーブオイル・パプリカパウダーをかけた温かいお料理です。酸味の強い軽快な白ワインが合います。大西洋に突き出たガリシア地方の気候は雨が多く、同じく大西洋に面するフランスのコニャックと似ています。

フランス

コニャックのオーガニックワイン

シャランテ 白

エッジのきいた酸味が、魚介類の臭みをすっきりと断ち切ってくれる辛口の白ワイン。お刺身や生牡蠣に合わせたいオーガニックワインです。

エスカペッシェとワインのマリアージュ

エスカペッシェとは南蛮漬け。地中海の港町で生まれた料理です。揚げ焼きした魚介を酢や香辛料を効かせた漬け汁に漬けこんだもので、よく冷やしてからいただきます。大航海時代に日本にももたらされ、和食にもなっています。揚げた魚ですが、マリネして油分を切っているので、合わせるワインは酸のキレが強くなくても大丈夫、樽を使っていなければ広く白ワインとペアリングできますが、やはり港から遠くない産地のワインがおすすめです。

スペイン

カタルーニャのオーガニックワイン

ペネデス 白

洋梨や林檎のコンポートに、シナモンやドライパセリのハーブ香、アーモンドなどナッツの香りも。ドライな果実味としっかりとした旨味で、飲み応えのあるスペイン産白ワインです。

イタリア

シチリアのオーガニックワイン

インツォリア 白

フレッシュでみずみずしいシチリアの白ワイン。十分な果実味があり、酸味とのバランスが良いので飲み疲れない味わいです。

パタタ・ブラバとワインのマリアージュ

パタタ・ブラバ(フライドポテトのピリ辛ソースかけ)は 揚げたじゃがいもに、ブラバソースと言われるピリ辛なトマトソースをかけたシンプルなお料理で、スペイン全土で人気のメニューです。揚げ物なのでスパークリングワインのほか、ピリ辛トマトソースに合わせて、ジューシーな赤ワインはいかがでしょう。

スペイン

バレンシアのオーガニックワイン

ブレス 赤

バレンシアの地場品種であるボバルを80%使用し、テンプラニーリョとカベルネソーヴィニヨンをそれぞれ10%ずつ加えることで飲みやすくバランスの良い味わいに仕上げたデイリーワイン。

いかがでしたか。どれも親しみやすい食材で、日本人の嗜好にもぴったりなタパス&ピンチョス。家庭でも作りやすいので、ぜひ気軽にマリアージュにトライしてください。


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