うなぎ(タレ)とワインのマリアージュ

美食としてもさることながら、古くからスタミナ料理としても日本人に慣れ親しまれてきた鰻。世界には様々な鰻料理がありますが、日本の蒲焼きは最も美味しい調理法のひとつでしょう。炭火焼の香ばしさ、身の柔らかさ、山椒や木の芽の清涼感は、五感を刺激する美味しさですね!

タレからくる香ばしさは「メイラード反応香」と呼ばれます。アミノ酸と糖を加熱したことで化学反応を起こして生まれるフレーバーで、肉をローストした時と同じ香りなので、赤ワインと相性抜群です。

蒲焼きに合う赤ワインを品種別にご紹介します。

ピノノワールと鰻の蒲焼のマリアージュ

蒲焼きのまろやかな旨味には、繊細で優しいタンニンのピノノワールが合います。ピノノワールは熟成すると出汁のような旨みも加わるので、醤油ベースのタレにも同調し、さらにグッドマリアージュになります。

フランス

ブルゴーニュのオーガニックワイン

ラドワ レブリ 赤

ブルゴーニュ・ラドワの畑名格付け赤ワイン。エレガントな酸と優しい味わいで広く食中酒におすすめしたいオーガニックワインです。

フランス

ブルゴーニュのオーガニックワイン

ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ 赤

95%以上がフランス国内で消費され、日本では入手困難なペルチエ家のワイン。凝縮感のあるフランボワーズや薔薇の香りが美しく、クラス以上の上質さを感じるブルゴーニュのオーガニックワインです。

シラーと鰻の蒲焼のマリアージュ

タレの甘辛さや山椒のスパイシーさに合わせて、シラー主体のワインはいかがでしょうか。シラーは、果実味から来る甘味と黒コショウのようなスパイシーさを持っているので、ぴったり同調します。

フランス

ルーションのオーガニックワイン

シャトー ド ルー 赤

ゴーミヨー誌で「ラングドックルーションの新星」として取り上げられたセブリーヌの作品。力強さとしなやかを合わせもつオーガニックワインワイン。

メルローやカベルネ ソーヴィニヨンと鰻の蒲焼のマリアージュ

メルローやカベルネソーヴィニヨン等の木樽熟成したものが、炭火焼の香ばしさに合います。しっかり酸のあるもののほうが、鰻の脂に溶け込んでマッチするでしょう。

フランス

ラングドックのオーガニックワイン

カバルデス キュヴェ エクスキーズ 赤

ラングドックのAOCカバルデス。南仏とボルドーの品種をブレンドし、程よい樽香と複雑さが感じられる重口の赤ワインです。

ツヴァイゲルトと鰻の蒲焼のマリアージュ

オーストリアで多く栽培される黒ブドウ品種です。冷涼な地域でも栽培可能なので、しっかり酸があり、また五香粉や烏龍茶の茶葉を思わせるようなオリエンタルなニュアンスを持っていて、これが山椒や木の芽の風味にぴったり合ってご飯もすすみます。

オーストリア

ニーダーエスタライヒのオーガニックワイン

ツヴァイゲルト 赤

チェリーケーキ、サワーチェリー、ブラックベリーやラズベリーなど、ツヴァイゲルトという品種らしい果実味が特徴の、ジューシーで飲みやすい赤ワインです。

いかがでしたか。赤ワインの様々な要素が蒲焼きの旨味を引き上げて、色々な表情を見せてくれます。ハレの日に相応しいだけでなく、一年中美味しくいただける鰻、ぜひワインとのマリアージュを試してみてください。


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