パスタ(クリーム系)とワインのマリアージュ

クリームパスタ

イタリア料理を代表するパスタ。スパゲティーやマカロニやペンネなど、今や日本人の食卓にも欠かせない存在です。イタリアでは食事にワインはつきもので、共に広まってきた歴史があり、当然パスタとワインの相性も抜群。

パスタ(クリーム系)の基本ワインペアリング

野菜、きのこ、鶏肉、魚介等、具材の幅が広く、生クリームがあれば簡単に作れる王道のクリーム系パスタ。ソースのクリーミーさに合わせて、乳酸発酵(※)によるまろやかさや、ほのかに樽香のある、少し厚みのある白ワインがぴったりです。具材によっては樽熟成の赤ワインまで楽しめます。

※乳酸発酵とは、マロラクティック発酵とも呼ばれるもので、ワイン中のリンゴ酸が分解されて乳酸になることで、酸味がまろやかになります。

クリームパスタはいろいろな具材と合わせられますので、具材別にワインペアリングを考えてみましょう。

フンギ(キノコ)パスタのマリアージュ

身近な食材でも美味しく作れるのがクリーム系パスタの利点ですが、トリュフやポルチーニ等のフンギ(キノコ)を使った贅沢なクリーム系パスタは香りが高く絶品、贅沢系ワインとの相性が高まります。ふくよかなシャンパーニュやオーク樽熟成したワインに負けません。熟成したワインの複雑な味わいが、食材の香りや旨みと同調して、至福のマリアージュとなるでしょう。

シャンパーニュ(3年熟成)

オヴィレ村・ドンペリニヨンの修道院南斜面の一等地畑から生まれた極上のシャンパーニュ。3年以上カーヴで熟成し、ふくよかな味わいです。 詳細はこちら

スパレット ビアンコ 白

トスカーナ州の丘にある小さな村で造られたほどよくボリュームのある白ワイン。豊かな香りとまろやかな口当たりが嬉しいオーガニックワインです。 詳細はこちら

チーズ、卵、ベーコンパスタのワインマリアージュ

生クリーム主体のソースにさらにチーズや卵が加わった、濃厚なこってりクリーム系パスタには、コクのある白ワインだけでなく、樽で熟成させた果実味の強い赤ワインもペアリングできます。カルボナーラであれば、ベーコンの風味や、ブラックペッパーのスパイシーさが赤ワインと同調します。ゴルゴンゾーラソースであれば、塩味の強さや全体のボリューム感を赤ワインが受け止めてくれるイメージです。

ピエモンテ ソーヴィニヨン ブラン(樽熟) 白

ピエモンテで造られたボリュームのある樽熟のソーヴィニヨンブラン。トロピカルフルーツやバニラ、ハーブなどの香りが華やかなオーガニックワインです。 詳細はこちら

ポレジオ 赤

ぶどう畑から臨むポレジオ山が由来のイタリア・マルケ州の赤ワイン。飲みごたえがありながらもエレガントで、気軽に楽しめるオーガニックワインです。 詳細はこちら

クリーム系パスタの中にも、色々なマリアージュがあります。ぜひお好みの組合せを探してみてください。

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