今年もボジョレーヌーヴォーの季節がやってきます。
いつもどんな出来かなと心待ちで、このような豊かな時間を与えてくれる生産者の方々にあらためてお礼を言いたいです。
マヴィのボジョレーヌーヴォーを初めて口にした時、こんなにピュアで喉をスーッと流れてゆく、それでいてなんだか滋味深い味わい—それ以来、私はガメイという葡萄品種に惹かれていきました。
ボトルごとに微妙に味の違いがあるのは当たり前なのですが、それがオーガニックワインの面白いところでもあります。早飲みタイプのボジョレーヌーヴォーは、なんといっても出来立てのフレッシュさが1番です。でも実は数ヶ月後も楽しめます。フレッシュさが少し落ち着き、あら、ちょっと大人の階段を登ったのでは、、、という変化が現れます。なので、後から楽しむ用にもう1本!がおすすめです。
ボジョレーヌーヴォー(ガメイ)なんてあまりすすまないって思われている方、まだまだ多いのではないでしょうか。
私もマヴィで出会うまではそうでした。もちろん好みはありますが、、、。
ボジョレーは長期熟成タイプもあり、ガメイの幅広さを味わうことができます。その存在は世界的にも注目されているようです。ヌーヴォーとはまた違った熟成感や複雑味を楽しめたり、ガメイなのにピノノワールっぽい味わいに出会えたりもします、不思議ですよね。
そして、ガメイはなんといっても食事が楽しめます。ホクホクした根菜類やきのこ類、青魚との相性が抜群。肉じゃが、カボチャのサラダ、きのこソテーにゴボウと蓮根のオイル煮、鯖や秋刀魚のグリル、などなど、、、食欲を掻き立ててくれます。
まだ、間に合えばチャレンジしたいのは栗(生栗)です!

栗ご飯や甘露煮、デザートのイメージが強いかもしれませんが、煮物や和え物なんかの一員として登場させたいです。
あ、茶碗蒸しの具材にしてもいいかもしれませんね。なんだかボジョレーヌーヴォー解禁を前に、ガメイが味わいたくなってしまったのは私だけでしょうか、、、
皆様、ぜひチャレンジしてみて下さいませ、ワインと食の世界が広がります。
(スタッフ A.H)