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シャペル家(フランス)

Domaine Chapelle
生産農家:シャペル家
生産ぶどう品種:ピノノワール、シャルドネ、アリゴテ
オーガニック認証:ビューローベリタス

ドメーヌ シャペルは世界中のワイン愛好家が絶賛する優れた赤ワインと上品で繊細な白ワインが産出されるコート ド ボーヌにあります。シャペル家は1893年にサントネーとシャサーニュの畑を取得しました。
当初より生産地認証やその土地の持つ特性の重要性を説き、1923年には自家で瓶詰めをはじめました。その後も徐々に畑を買い足していき、1988年に現在の当主フランソワ夫妻がシャンパーニュなどで経験を積んだ後、ドメーヌを引き継ぎました。彼の父ロジェは高度経済成長期を追い風にして、AOCワインの普及に尽力していました。当時は国家政策として化学薬品の使用や機械化を推進し、生産的な農業政策を展開していました。そのおかげで、農家は莫大な農作業の時間から解放されました。

しかし、1980年代の初め、父は名も知らぬ害虫が以前より繁殖したり、除草剤を撒いても枯れない雑草が出現したりする事態を目の当たりにしました。同時期に
フランソワはボーヌのワイン専門学校で農薬を大量に使用する弊害と土壌に関する授業で、土壌の性質とそれによって造り出されるワインの関係性についての問題を目の当たりにしていました。彼はAOCのワインを造るということは、生産される土壌そのものの表現であり、その土壌と結びついた地表近くの気候状態が表現されることだと考えました。

まず、尊重すべきは「土の営み」。本来の土の力を生かすため、土壌汚染のもととなる除草剤や化学肥料は使わない。そして、「ぶどうの営み」。ぶどうの本来の味、色、香りの元となる光合成の作用を大切にし、ぶどう内部に入り込むような殺虫剤や成長促進剤は使わない。最後に「人間の営み」。農業をすることで患う可能性のある様々な疾患(がん、喘息、皮膚病など)を食い止め、健康的な暮らしをおくること。

これらの営みを尊重した結果、彼らは2004年にオーガニックに転換しました。化学物質の使用を止めてから、ブルゴーニュに広がる素晴らしい自然と自分たちが調和しているという意識が強く感じられるようになりました。
彼らの目指すワインは、テロワールの関連性を理解することに基づき、畑の区画毎、年毎の特性を表現できるような繊細なワインです。

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