産地・生産者情報

バレンシア・コティーノ家 レポート2022
スペイン・バレンシアの内陸部、農業学校を卒業したマリアとその夫パコが1927年から続くワイナリーを引継ぎアランレオンとモンテサンコの2つのワイン農場をスタート。テロワールに敬意を表し2003年からオーガニックに転換しました。太陽の照り付ける乾燥した畑で、地場品種のボバルなどを栽培しています。
6/22 グリーンハーベスト
「今日は、グリーンハーベストの様子をご紹介します。根本の葉っぱや、まだ熟していない実を取り除いています。
グリーンハーベストは、木に残したぶどうの成熟度を上げるためにほかのぶどうの房を取り除くことです。ぶどうの実が色づくヴェレゾンの頃に行うと熟成を促進します。
それ以外にもぶどうの実の成熟が不均一だったときに、バランスを取るために行い、ぶどうの質を高めることができます。」
手間も時間もかかる方法ですが、コティーノ家ではすべての畑でグリーンハーベストを行っているそうです。
2/4 冬の剪定作業
コティーノ家のマリアから、普段はなかなか見ることのできない冬の選定作業の様子を動画で送ってもらいました。芽の残し方によって次の収穫量を調整します。
寒い中での過酷な作業ですが、良質なぶどうのためには欠かせない大切な作業です。
コティーノ家
太陽が強烈に照り付けるバレンシアの乾燥した大地で、この地に魅せられた農業学校出身のマリアとその夫パコが1927年から続くワイナリーを引継ぎスタート。テロワールに敬意を表し2003年からオーガニック開始。