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EU、遺伝子組換(GM)食品のラベル表示実施へ

EUの遺伝子組換食品のラベル表示とトレーサビリティについての新しい規則が今週末より実行に移される。


新しい規則のもとでは、0.9%以上の遺伝子組換原料を含む全ての食品ならびに飼料には、そうであることを示す表示が必要である。GM大豆やGMトウモロコシを原料とする大豆油やコーン油を含む全ての食品、ならびに食品原料(例えば、GMトウモロコシから作られたコーン油を使ったビスケットなど)には全てラベル表示が義務付けられる。ラベルには、その製品に遺伝子組換物質が含まれている、あるいはその製品が遺伝子組換物質からできている旨の表記が必要である。
トレーサビリティ規則のもとでは、製品に関わる関係者は、市場におけるどの段階にあっても、かかる製品に遺伝子組換物質が含まれている、あるいは原料が遺伝子組換物質である旨の情報をきちんと伝え、保持しておく必要がある。
この規則が発表されたときは、GM製品に対するEUの非公式な輸入禁止が廃止に向かう1ステップであるように思われた。EU加盟国の中には、ラベル表示とトレーサビリティに関する新しい規則が導入されるまでは、独自に一時輸入停止を続けるだろうと言っていた国もあったからだ。
米国はEUのGM製品一時輸入停止についてWTO訴訟を起こしていた。しかしこの規則がGM製品の取引増加への1ステップであるにも関わらず、米国内ではこの規則についての非難がもちあがっている。
「これらの新要件により、米国の多くの製品がEU市場からはじきだされるという深刻な貿易障壁を生み出される。」と言っているのは米国立食品加工協会(NFPA)の最高経営責任者、ジョン・ケイディである。
彼はまた次のようにも話している。「ヨーロッパの消費者はこれらの食品表示を“警告ラベル”と受けとめるだろう。しかし、バイオテクノロジーを使用した農業製品に関連する安全性や栄養の問題は存在せず、バイオテクノロジー食品にラベル表示を要求する科学的根拠は全くないのだ。」
EU内では、これらの規則は環境ロビー団体や消費者団体から歓迎されている。彼らはGM食品を食べるかどうかの選択は消費者自身がするべきだと訴えてきた。
just-food.comより

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