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オーガニック情報アーカイブ

vol.04 人を結ぶマルシェの役割

ヨーロッパに行くと、必ず行きたい!と思うものの1つがマルシェ(定期市場)です。街中にある八百屋や魚屋さんのように、中央市場で仕入れてそれを売りに来るスタンドも中にはありますが、たいていは生産者自身が売りに来るものがほとんどです。


現状では、オーガニックのスタンドしかないオーガニック限定のマルシェというのは例えばパリなど特殊な地域に限られたり、年に一度のお祭りのような形で行われたりと、まだ少ないのですが、どのマルシェに行ってもオーガニックスタンドは必ず見られるようになってきました。またそれとは別に、マルシェという形式自体がいろいろな意味でオーガニックだなと感じています。
なぜならマルシェは、
1.生産者と消費者が週に一度(場合によってはそれ以上)コミュニケーションを取れる場である。
2.生産者同士が意見を交換し合える場である。
3.町の広場やメインストリートで行われるので、地域のコミュニケーション活性の場である。
そう、つまりコミュニケーションとつながりの場であるわけです。
その証拠に、フランスでは選挙運動のために候補者がマルシェに来て、握手したり、パンフレットを配布したりすることはごく当たり前のことです。人と一番コミュニケーションが取れる場所だということをわかっているからですね。
スーパーで買い物をしても、どれが食べごろか、どういう料理の仕方がぴったりか、何と合うかなんて誰も教えてくれませんが、マルシェなら間違いなく知ることができます。生産者(=販売者)は、自分が手塩にかけて作った物ですから、100%知り尽くしているし、絶対においしく食べてもらいたいと思っています。だから、いっぱい話をしてくれる。消費者の方もそれを知っているから、マルシェの中にあるいくつもの野菜のスタンドのうち、自分のお気に入りスタンドができてくるのです。
生産者にとっても、消費者から直接評価を受けられるのはとても励みになると聞きました。また週に一度、出店している他の生産者と会うことで、お互いの現状や問題点を話し合ったりとメリットがたくさんあるようです。
大地から食卓まで。マルシェはそのつながりを見えやすくしてくれる1つのすばらしい手段です。

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