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WHO、DDTの健康有害性を事実上認める

DDTは妊婦や幼児にとって危険である、と世界保健機関(WHO)の最新の報告書は伝えている。それでもなお、ジュネーブでは、WHOはストックホルム条約の加盟国にこの悪名高い殺虫剤をマラリアと闘うために承認すべきである、と推奨した。


ストックホルム条約の第5締約国会議 (COP5) において、世界保健機関のキャロライン・ビッカーズ女史は加盟国の代表者たちにWHO報告書の憂慮すべき結果を提示した。それにもかかわらず、彼女の同僚であるジョナサン・ラインズ氏は、マラリアを媒介する蚊に対しDDTの使用を続行するように強力に擁護した。WHOを代表してラインズ氏は、DDT使用の承認を続けることは不可欠であり、DDTには長期的効果など有利な特性があるため、マラリア対策への有効策であると強調した。
Biovision財団のマイケル・ブランダー氏は、「WHOが健康に有害で環境汚染を引き起こすDDTの使用を認めている事実は非常に問題であり、もっと議論されるべきである。なぜなら、マラリア対策には生態学的方法が有効である可能性があるためなおさらである。」と主張している。
ブランダー氏が例にあげたのは、Biovisionが支援している、ケニアとエチオピアで長期的に広範囲に渡り大きな成功を収めてきた、「ストップ・マラリア」プロジェクトである。このプロジェクトの例は、DDTの使用を現時点でできるだけ早く、段階的に廃止するべきだ、と示唆するに足る証拠を示していると言える。「ストックホルム条約の目標は、残留性有機汚染物質から人類と環境を守ることであり、DDTの使用に固執することは、まさしくその目標の達成を妨げることになるのだ。」 とブランダー氏は語った。

* DDT=dichloro-diphenyl-trichloro-ethane
ジクロロ・ジフェニル・トリクロロ・エタン、DDT – 非常に有効な殺虫剤。スイス科学者Paul Mullerが開発した。
出典:Biovision
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 大畑 恵里さん)





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