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オーガニック情報アーカイブ

スペイン:オーガニック生産に関するSEAE技術会議開催へ

地中海沿岸地域の国々は、水不足や土壌の劣化・浸食などの強い環境的関連性をもち、何千年にもわたるヨーロッパ諸国および地中海南岸地域国との政治的紛争の歴史とともに、同じような風土や生態学的条件を共有している。


歴史的に、欧州・地中海パートナーシップ (バルセロナ・プロセス) に参加するアルジェリア、モロッコ、チュニジア、リビア、エジプト、イスラエル、パレスチナ、シリア、レバノン、ヨルダンの10カ国は農産物と農産物をベースにした食品分野で非常に重要な役割を果たしてきた。栽培作物が似通っていることと、野菜や新鮮果物の収穫時期が一致していることから、自由貿易地域の設立が参加各国間の経済および関係性を再生させるきっかけとなりうる。地中海沿岸地方の南東部に位置する国々は食料自給率が低く、さらに、大きな制約に苦しむとともに生産要素も不十分である。環境にやさしい農業を採用すれば、グローバリゼーションのもたらす破壊的影響、中でも食の安全保障に関して対抗していける可能性がある。
オーガニック農業はその多面的機能と相まって、農村地帯が継続維持できる地域振興モデルとして、地中海沿岸地域の持続可能な経済発展に貢献しうる。持続的発展を可能にする戦略的要因の1つは、オーガニック農業に関する教育、認証、研究や市場へのアクセスであり、例えば市場について考えてみると、地元での市場の発展や、消費者との直接の関係、学校給食(食堂)が重要な側面となる。地中海沿岸地域の多くの国における昨今の急速なオーガニック農業の発展は、市場関係者の利益指標のひとつであり、多くの政府の注目を集めている。
SEAE (スペインオーガニック農業協会)主催による The Technical Conference on Organic Production (オーガニック生産に関する技術会議) は2009年9月16日から19日までの日程で、マジョルカ島 (スペイン)で開催される。同会議の狙いは、地中海沿岸地域におけるオーガニック生産の現状や進展状況を発表し、地域内の主要オーガニック農産物に対する関心を評価し、環境的制約や社会経済的制約を特定し、地域需要の掘り起こしをおこなっていくことだ。地中海沿岸地域における農業環境条件、地中海沿岸地域における農業システムの持続可能性、社会経済的側面、需要と課題という4つの会議トピックに関する科学および非科学論文の提出は coordinador@agroecologia.net まで。要約の提出期限は2009年5月20日。
“The Technical Conference on Organic Production” の詳細については www.agroecologia.netまで
Organic-Market.Info より
http://www.organic-market.info/

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